
かつて城下町として栄えた福井県丸岡町。日本最古の天守閣を持ち、古くから伝統や文化が息づいてきた町で、<和あらいや>は明治時代から呉服店を営んできました。丸岡町は繊維産業が盛んで、ゆかた帯の産地としても着物には縁の深い土地柄。私たちはそんな丸岡町で着物と深く関わりながら着物文化を発信してきました。時代の移り変わりとともに着物を取り巻く環境も変わってきましたが、私たちは代々受け継いできた着物文化を現代、そして未来へと伝えていきたいと考えています。

かつて城下町として栄えた福井県丸岡町。日本最古の天守閣を持ち、古くから伝統や文化が息づいてきた町で、<和あらいや>は明治時代から呉服店を営んできました。丸岡町は繊維産業が盛んで、ゆかた帯の産地としても着物には縁の深い土地柄。私たちはそんな丸岡町で着物と深く関わりながら着物文化を発信してきました。時代の移り変わりとともに着物を取り巻く環境も変わってきましたが、私たちは代々受け継いできた着物文化を現代、そして未来へと伝えていきたいと考えています。
「着物が好きなのに、自分でうまく着られない」「着るのに時間がかかってしまう」…こんな声を聞いて、<和あらいや>は考えました。
「うまく着付けができないなら、簡単&キレイに着られるよう着物を変えてみよう」このような発想から生まれたのがセパレート着物<ARAIYA KIMONO>とワンタッチ帯<天使の羽根>です。これまで難しかった着付けを今のファッションスタイルに合わせて簡単に、でもシルエットや和装の美しさは伝統を踏まえて大切に。その2つのこだわりが、わずか3分で普通の着姿に着付けられる着物を生み出したのです。
「いくら簡単に着られる着物であっても、見た目が美しくなければ意味がありません。そのため<和あらいや>では、シルエットの美しさに徹底してこだわりました。通常の着物とは異なる独自の裁断、仕立て・帯結びを開発。裾すぼまりのほっそりしたラインや衿のぬけた美しい首まわり、手結びのようにふっくらした帯など、伝統的な和装美を実現しながら、簡単に着られるよう熟練の和裁士が仕立て上げています。その出来栄えは、着付けのプロも納得する美しさ。お茶を習っているなど、普段から着物を着ている方々にもご好評いただいています。
熟練の技能を持つ和裁士、着付けのプロ、そして現代感覚を持った女性スタッフが揃っているのが、<和あらいや>の強みです。着物の仕立て、縫製など「作る」視点、美しい着こなしを実現する「着せる」視点、そして今、女性が着たいと思うデザインを生み出す<センス>という視点。これらを融合して、今のファッションシーンにフィットする着物スタイルを発信することができるのです。
いつまでも長く愛される着物をお届けしたい。
すべての商品に込めたそんな思いを少しでも感じていただき、<和あらいや>をご愛用いただければ嬉しく思います。
より簡単に着られるよう、着物を上下にわけてセパレート式にしたのが「ARAIYA KIMONO」です。着物や襦袢は腰の部分を紐で締めて固定させるので、よほど着慣れていないと一度でうまく締められなかったり、着崩れてきたりしてしまいます。「ARAIYA KIMONO」なら、上下を別々に身に付けることで、難しかった着付けを簡単にしました。タンクトップの上から洋服感覚で着られる手軽さが魅力です。
「ARAIYA KIMONO」は着物を美しく着こなすポイントを重視して仕立てられています。たとえば衿ぐり。適度に衿が抜けるよう仕立てられているので、うなじを美しく見せてくれます。また、裾のラインも品のよい裾すぼまりに着上がるよう計算したシルエットですっきりとした印象に。熟練の和裁士が腕を振るい、着物本来の美しさを大切にして、これまで以上の着こなしを追求した仕立てになっています。
どんなに着慣れた人でも、その日のコンディションで仕上がりに差が出てしまうのが帯結び。着物は着られても帯結びに自信がないというお客様も少なくありません。
<天使の羽根>は、そんな声にお応えして生まれた、いつでも誰でも帯がキレイに決まる作り帯です。着付けのプロが手結びしたような立体感のある自然な仕上がり。
オーソドックスな太鼓結びをはじめ、多彩なアレンジ帯もあり、お好みでお選びいただけます。
ベルト感覚で簡単に装着できるのもこのシリーズの魅力です。装着は、フックとマジックテープで留めるだけ。面倒な帯結びから開放され、プロが結んだような帯があっという間に。帯のつけかえも楽々なので、シーンに応じて帯を着替える、といった使い方も簡単にできます。